今日は最近読んだ書籍の紹介です。
「売上を減らそう」
本屋でこのタイトルをみてすぐに購入しました。
以前、ある農家さんから
売上を上げるために社員を雇い、設備投資をしてお金を借りる
返済のために売上を上げる。
売上を上げるために、社員を増やす、、、
これでは、キリがないですよね。
このつぶやきがずっと心に残っておりました。
売上を上げて、忙しくなっている。
設備投資して返済に苦しんでいる。
こうした経営者を見ることが多いです。
本の内容は、飲食店ですが
農業と共通するところがあります。
・社員は優秀な社員でなくていい。当たり前の仕事を継続できる方が必要
・マイノリティの社員でも従業員同士が仲良くやれればいい。
・社員にがんばれと言わない。
・定時で帰れる仕事で、仕事とプライベートの充実が大事
・休み、勤務時間は社員の希望を優先する。
・売上は毎日100食以上は売らない。だから残業もない。
シンプルな毎日の目標設定が社員の達成感を与える。
・お客様と従業員は平等に大事。
毎日、いろいろな農場の事業計画を作成する仕事をしていて
基本的に右肩上がりの計画が多いです。
設備投資、規模拡大や販路改善
しかし、売上を上げるとさらに仕事は大変になっていきます。
売上を減らすという考え方
非常に新鮮な考え方です。
農業でいうと、減価償却費の効率化を考えると
規模拡大は必要な場面が多いです。
どこまで大きくするか?自分たちのリミットを決める
一定規模以上は、次の世代に任せる工夫をする
売上を拡大しなくなった時に、経営者の時間の余裕が生まれます。
余裕が生まれると家族や社員、社会貢献、趣味
自分のやりたいことへシフトでき心の充足が生まれるのかと思います。
事業拡大と家族と社員の幸せのバランスを考える上で
ぜひおすすめの本です。
今週の振り返りです。
1.9/7月曜日
AM 青果市場のミーティング(社員のできたことを棚卸 少数精鋭という言葉が見本のようなすばらしいチームです)
夜 コーティング
ご縁があって東京の先生から自分がコーティングを受けました。
本田さんにとって目指す姿は心の充足することですか?
の質問にかんがえさせれられました。心の凝りをほぐしていただいた。そんな時間でした。
今後もお世話になろうと思います。
2.9/8火曜日
AM 青果物市場ZOOMミーティング(営業担当に提案書の書き方を指導)
夜 稲作法人とZOOMミーティング(8月の実績)
3.9/9水曜日
内勤
4.9/10木曜日
AM 青果物市場ZOOMミーティング(営業担当に提案書の書き方を指導)
PM 施設園芸ZOOMミーティング(8月の月次と原価計算について)
5.9/11金曜日
AM 青果市場の業務改善(今後毎月セッションしていきます。)
PM 大崎市稲作農家(経営概況と今後の事業承継について)
とても素直に話を聞いてくださり、前に向けてまずは家族内で話し合っていただくことからです。
6.9/12土曜日
昼 酪農顧問先(役員と社員の労務管理と地元採用方法について)
PM 山形市施設園芸(労務管理について 有給取得制度を導入することになりました。)
7.9/13日曜日
久しぶりに庭の手入れ。汗びっしょりになりました。
写真は今秋の現場から