およそ3年にわたって、ある農業法人の再生を支援してきました。
原価計算の見直し、正しい記帳、月次決算、正しい給与計算と労務管理、販売先の価格見直し、月次の進捗会議と少しずつやるべきことを積み重ねてきました。
数字をしっかり管理することで、損益にも変化が見られ、改善から2期目で黒字になりました。無駄な経費とそもそもの価格見直しが大きく数字の改善がしやすかったのですが、役員の結束が変化してきたこともいい変化です。労務管理をきちんとやることでスタッフのモチベーションも変化してきます。
よくなるときは、好循環が生まれます。この好循環まで乗せるために寄り添っていくことが大事です。少し目を離すとすぐに元の悪循環に戻るのも早いです。
このように管理をきちんとすることで、損益が黒字になるのは、元々の技術力、いい商品を作る力、販売力、などビジネスの仕組みができているからだと思います。裏を返すと、いいビジネスの素養があっても管理がいい加減だと経営は悪化するということです。
このことに気が付いていただくためには、きちんとやったら後でいい結果が返ってくることを実感してもらうことです。実感するまでは、やはり数年間はかかります。
この数年で再生の支援件数が増えてきています。経営が悪化している所は共通していることが多いので、今後のためにも支援のやり方もをひな型としてをまとめたいと思います。
1.8/11 火曜日
夕方 ZOOMにて部門別損益分析(期がまたがるので、2期にわたって作型に合わせて損益を出しなおしました)
2.8/12 水曜日
鶴岡市で顧問先のミーティング(法人化に向けた勉強会)
3.8/13 木曜日
PM ZOOMにて果樹の5か年事業計画の作成
4.8/14 金曜日
AM ZOOMにて金融機関とのミーティング
5.8/15 土曜日
終日 内勤とお休み
6.8/16 日曜日
終日 内勤とお休み