今週も不安のニュースが飛び交う中でした。
家畜市場価格が暴落、給食の納品停止など
農家さんにも影響が出始めています。
弊社も数件の仕事がキャンセルになりました。
今週は、農事組合法人の経営相談4件を通して
感じたことに触れたいと思います。
1.3/9 月曜日
宮城県顧問先へ
今年度の事業計画(部門ごと)のシュミレーション
代表である長男に数値把握の植え付けと
園芸部門の価格交渉の意識をもっていただきました。
園芸の価格交渉は超ド専門ですので
力の見せ所です。
ねぎの育苗
発芽してからしばらくは、
毎日、被覆材の開け閉めで温度管理が欠かせないそうです。
2.3/10 火曜日
宮城県で農事組合法人の経営相談3件
・農事組合法人の決算書は売上総利益からマイナスとなり、営業外収益、最後の従事分量配当後の損益で見る
・助成金を当該年度でもらうか、大豆の複数年収入の状況、基盤整備繰入、戻入、圧縮記帳の有無
結構、複雑な決算書になります。
・これは、外部はもちろん、本人たちも自分たちの経営状況が把握できなくなっているように
感じます。
・農業経営は、つねずね思っていますが、CF計算書が大事となります。
損益計算書が複雑だからこそ、CF計算書で解説すると、皆さんがどうするべきか?
分かりやすくなります。
・同じ農事組合法人でも、役員間の意識、後継者の有無、設備保有状況、地権者との関係性
基盤整備状況で様々です。
・皆さんには、組織のリーダーとして、前向きに地域の農地を守ること
一部の人だけで背負わないこと、足元の若手をあきらめずに声をかけること。
10年先の経営シュミレーションをすることなどいろいろお話させていただきました。
帰宅すると結婚記念日
(実は忘れていた。)
外食は控え、スシロー持ち帰りでお祝いしました。
3.3/11 水曜日
山形県高鼻町で経営相談2件
稲作+ケイオウ桜というパターンでいい経営されている方
稲作+農事組合法人
稲作は2本立てが大事だと改めて勉強になりました。
4.3/12 木曜日
顧問先で月次監査
5.3/13 金曜日
宮城県で昨年の台風関連の支援
本年、来年の復旧と資金繰りが回るか
しばらく支援を継続していきます。
午後は、また農事組合法人の経営相談
60代、50代、40代とそれぞれが役割をもち
いい組織でした。
40代がいると違います。
立派なライスセンターを見学させていただきました。
経営分析について
細かく共有しました。
大豆コンバイン
ライスセンター
乾燥機1台で、約60aの乾燥能力
これで地域の50haをカバーしていける能力だそうです。
写真は籾すり機と奥は色選別機
心臓部の色選別機
これが一番高いそうです。
6.3/14 土曜日
午後から川崎町酪農の顧問先へ
来月から入社する新卒の受け入れ態勢について
皆で協議しました。
新人の立場から先輩の教え方が違うと混乱するので
まず、仕事項目ごとに役員、社員が仕事の作業を統一するところから
はじめることに
4/1 の入社式が今から楽しみです!
子牛の哺乳舎
新しくなっていました。
7.3/15 日曜日
朝から太白区の街づくり評価委員
8件のまちづくり応募を皆で検討しました。
1日8件は疲れますが
いつもは一人で対応しているのが、委員5名でわいわいやるので
楽しいです。
街づくりに労を惜しまずに
取り組む方
それ自体で本当に素晴らしいと思います。
評価委員でなく、伴奏して見守る
そういうメンバーで助かります。
今週も忙しい1週間でした!