8月23日、24日に開催された
東京ビックサイトでのアグリフードexpoの出展支援を
してきました。
1.商談会に参加する意味
今回は、ある農業法人さんの出展に
2日間立ちあってきました。
新規商品がなく、売上が落ちている既存商品
今までも出展してきたので、出しても意味がないか?
とも思いましたが
新たな引き合いがありました。
・菌計測をして、賞味期限1か年表示が評価されて
輸入の引き合いがあった。
・既存商品でも、新たな顧客には新鮮に映り
改めて商品力を評価してもらえた。
・商品の仕入れでなく、OEMの打診がきた。
あらためて、いろいろな発見があります。
商談会は、出来上がった商品を売る場だけでなく
テストマーケティングの場であると改めて実感
お客さんの意見を聞きながら、既存商品の新たな活用方法を検討したり
今後の営業の方向性を見極めるため
そして、新たな活用をしている会社を発見しました。
2.もう一つの目的
となりのブースの会社をみていると
社長、息子、ベテラン社員、新入社員3名
大人数で参加しています。
まるまる2日間
社長は、ずーっとブースに立ちっぱなし
お客さんの声を聴き続けておりました。
普通ではこのような大きく立派な会社では、
社長は、息子や社員にブースは任せて
他のブースを見に行ったり、知り合いの社長と情報交換したりと
ブースをあけがちです。
ところが、社長は、ずっとブースに立っています。
片づけも最後までやり、となりの我々のブースの片づけまで
社長が率先して手伝っていただきました。
おそらく、社長の今回の出展の目的は、若い人材の育成であったのかと思います。
そのためには、自らが手本となる行動を示しているのだと
感じました。
社員は、見ていないようでこうした社長の行動を見ています。
口で教えるのではなく、自らの行動から社員を指導する
その場でもあったのかと思います。
一事が万事
きっと、社長は普段からこうして
社員を育成しているのだと思います。
見ている人は見ています。
ということは、逆に自分も見られているということ
商談会の目的は
会社ごとに
たくさんあります。