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相手側の論理を知る

久しぶりの投稿です。

冬場の繁忙期からすっかり更新が止まってしまいました。

今回は、最近気になったニュースから農業現場に活かせる視点で

コラム的に書いております。参考になればと思います。

ロシアによるウクライナ侵攻がはじまり2か月

メディアをみていると、ロシア、プーチンがとんでもないという意見が

どこでも耳に聞かない日はありませんし、

自分も同じ想いで見ております。

しかし、

先日、東大の入学式で、映画監督の河瀬直美さんが

「ロシアの侵攻をロシア=悪と切り捨てることは簡単」

そこから思考停止がおきてしまう。もっと、多面的に物事を考えてほしい」

との祝辞がありました。(この時世で誤解を恐れずになかなか勇気のあるコメントです)

最近、ちょくちょくみているYOUTUBEでテレビ東京の豊島晋作さんという方が

ロシア・ウクライナの紛争を解説されているのですが

そこでも

「ロシアにはロシアの論理がある。戦争を理解する上で、分かりたくはないけど

 相手の論理を知る必要はある」

「ロシアは、古くはフランスのナポレオンやドイツをはじめ

 実は侵略されてきた歴史がある」

「歴史を振り返ると、多くの国は自分が被害者だと言ってきている」

「ロシアも、今回の戦争は自分たちは被害者であり、国を守るためという相手の論理がある」

「相手の論理を知る」という言葉

自分がいた全農では、JAグループは系統組織、それ以外は系統外

系統組織は正義、系統外は悪

みたいな論理が本気でありました。

(多分今でも)

家族間でも、話を聞かない父は悪、

働かない従業員は悪

一方的に取引を中止する取引先

細かいことにクレームを言う消費者

すぐにやめてしまう若者

今後、何をしたいか分からない息子

わがままで和を乱すベテランパート

いろいろなことには、自分側が正義、相手側が悪

と決めつけてしまうと、そこで分断と思考停止が起きてしまいます。

悪に思える相手にも「相手側の論理」があること

働かない従業員でも、実は親孝行で地域で仕事をしたいという想いがあり

長い目では文句言わずに継続してくれるとか

わがままに見えるパートさんでも、何かあるとつい口にだしてしまい、損をしていることは分かっているけど

正義感が強く、押し付けられると反抗するが、人に頼られて納得すると協力をしてくれるとか

すぐにやめてしまう今時の若者にも、実は社会問題とかに興味があり、なによりまじめ。

無理はできないけど、ペースがつかめれば戦力になり、得意なことには一生懸命になれるとか

相手側の論理を知る

悪と思う相手にも興味を持ち、相手の論路を知ろうとすること

もちろん、すべてを受け入れるわけにはいきませんが

相手の一部は受け止めることはできます。

その妥協点を選択肢にいれること

この4月は、そんなことが本田の印象に残った点でした。

(仕事の気づきもいろいろあるのですが)

3月にオープンした東根の観光いちご園「150 いちごーまる」です。サービスよく美味しいいちごが食べ放題。連日大盛況です。
いちご園の入り口にある児童販売機 いちごの生キャラメル おいしく仕上がっています。

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