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4/12~4/18 活動記録「肥育牛の経営について」

今週は、肥育牛と稲作の複合経営で夫婦がんばっている方の経営指導でした。

・肥育牛は、10か月で家畜市場で仕入れをしてから20か月自分のところで大きく育てて

 販売します。

・3カ年の損益比較から、2年前に購入した仕入価格と仕入頭数と当期の売上で

 利益が反映されることを理解していただきました。

・期首棚卸高と仕入、期末棚卸高この1頭あたりの平均価格と

 当期の平均単価を見ながら、2年後の販売を見据えて仕入れの方針決定が必要

・牛を購入するには運転資金が必要です。運転資金がないと計画的な仕入れができず

 牛が買えないと2年後の売上が減少するため、ますます資金不足になるため悪循環になること

・仕入れるタイミングで運転資金が得られるように、営業CF、財務CFの数年先の流れをつかみ

 金融機関との関係も能動的におこない、仕入計画をたてること

・昨年のように仕入価格が下がったときと、平成30年前後の暴騰した時、その時の景気、輸出や外食、インバウンド  

 など販売環境で相場の変動、血統やほしい牛のセリでのボタン操作の駆け引き

 そして、何より生き物なので高い仕入れをして一生懸命育てながら病気や事故との闘い

 肥育牛経営は大変なことが多く

 耕作作物と違い結果がすぐに出ないので経営の難易度が高いと思います。

 肥育農家こそ、数字としっかり向き合う重要性

特にCF経営を意識することをお話しました。

今週の活動記録です。

・卸売市場 営業社員の業務改善に関する打ち合わせ

・月1回の数字が見える勉強会

 (塾生のゼミ発表では、白色申告から法人化までの苦労と変化を発表いただきました)

・肥育牛の経営指導

・花き農家月次ミーティング

・本年度山形県アグリウーマン塾の打合せ(本年度も楽しみな内容です。)

去勢牛。胴回りがしっかりしていて出荷真近です。
月齢ごとに枠にいれて飼養管理をしております。
先代が建てた牛舎。古いですがきれいに管理されています。牛舎の減価償却費が終わっていることは強みです。

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