今週は、普及センターが支援する農事組合法人の事業承継計画について
助言をさせていただきました。
引退する8年後までに後継者候補とどのように育成していくか?普及センターがたたき台を作成し、それを見ながら現首脳陣と課題の深堀をしていきました。
農事組合法人は、兼業農家が多いため、次のリーダー候補にどのタイミングで会社を退職してこちらに専属になってもらうか?個人面談を通して具体的に計画することが大事です。
引継ぎの中で一番大変なのは、農作業の計画と段取り、役割分担、シフト管理です。専業の一部の役員が全て準備して負担が集中し、兼業の方は任せきりで出勤するだけですと、どのように引継ぎ、意識を変えていただくか?ここが農事組合法人の事業承継の大変な部分だと感じます。
他には、メンバー間のわだかまりなどがないか?きちんと腹を割って清算しておくこと。後送りはダメで今のうちにやることも大事です。
こうした話も8年先までの事業承継計画のたたき台があってこそ、そこから問題をつぶしていくことが大事です。
今週は10年先の中期事業計画の作成支援もしました。
今週の振り返りです。
ほぼZOOMの毎日でした。
・農事組合法人事業承継計画作成支援
・農業経営数字が見える勉強会(会員ゼミ発表、部門損益と貢献利益、投資する前にする計算方法)
・卸売市場月次ミーティング
・卸売市場営業強化手法
・顧問先 10か年計画作成
・宮城県経営戦略会議(年間で45経営体 伴奏支援をしてきました。次年度運営方針など)
宮城県の米、野菜、果実、水産、畜産、お酒の紹介がされており、改めて食材に恵まれていることを感じる冊子です!