今週は、卸売市場の支援が多い週でした。逆境の中で経営を大きく変える経営資源がなく、人材育成は若い人材が少なく、日々の業務に追われて新しいことに取り組む余裕がない。多くの地方卸売市場の経営者が悩んでいる状況です。そのような中で、奮闘している地方市場も一方では確実に存在しています。
今回は、高知県須崎青果さんに訪問。社長は、10年前に事業承継したのですが、全くの畑違いから経営の指揮をとってきました。改革のポイントは、①商品のブランド化、②社員の働き方を変えた(週休2日、8時出勤)、③生産者のバラ出荷をさらに進めた、ことです。
私が注目したのは、社長がたたき上げの役員や社員の反発をしないように、役割分担をしながらそれぞれの立場を尊重して自ら指揮をとってきた点です。地方市場の社長は、渉外活動と株主への対応をして営業社員にはもっと稼げと指示だけでは、経営の改革はできません。自ら社員以上に動く方が経営を立て直しています。
そういう意味でも、まだ40前の業界未経験のご子息を社長にして、自らが退いた先代の社長の決断がすばらしかったと思います。
農経新聞社で記事と日本事務器さんのHPで詳細がアップされますので、リンクは後日にご案内します。
1.10/12 月曜日
AM 青果市場業務改善
PM 全国農業コンサルタント協会の研修(ZOOM)
2.10/13 火曜日
終日 山形県新規就農者研修
3.10/14 水曜日
内勤
4.10/15 木曜日
高知県に移動
5.10/16 金曜日
高知県にて地方卸売市場のヒアリング
6.10/17 土曜日
横浜に移動 卸売市場の営業社員研修
7.10/18 日曜日
お休み