久ぶりの投稿です。
今後、日々の活動の中で感じたことをエッセイ的に書いていこうかと思っております。
この1か月もいろいろなことがありましたが、一つうれしかったことがありました。
7年ほど前に、ある農事組合法人の支援を県から頼まれたのですが
震災後に一つになった農事組合法人
急に一つの法人となり、構成員全員が一つになれずとまどっておりました。
県からの依頼は、皆さんが一つになれるように中期事業計画の立案でしたが
とてもそんな前向きになれる雰囲気ではなく、一人一人個別にカウンセリングをして終わってしまいました。
自分も駆け出しであり、力不足を感じ、依頼をいただいた県の方にも、支援先にも力になれず
少し落ち込みましたが、
7年ほどたって
2週間前にいきなりHPにメールがあり、会いたいと。
お会いしてみると、その後、いろいろありながらも
若手が2名採用され、さらにこの春に新卒を2名雇用するまでに皆さん成長されておりました。
農家さんは、すぐに成長するよりは
時間をかけて少しずつ変化していくこと
その時はすぐに反応しなくて、変化しないように見えても
時間をかけて腑に落とし、成長していくこと
改めて感じた瞬間でした。
自分のような立場では、結果をすぐにもとめてしまいがちですが
そうではないこと
結果がすぐに出なくても、信じて待つことを
改めて感じました。
人はすぐには変われない
でも、時間をかけて変わることを信じて待つ
農家さんの立場では
夫であり、子どもやスタッフのことでもあります。
相手はすぐには変わらなくてもあせらずに